
TVではブルーのユニフォームが緑の芝のピッチを、ところ狭しと走り回っている。長身でプロレスラーかと思うぐらいの体格のビィデゥカに変わり、イングランドのプレミアリーグで活躍するキューウェルに変わり、オーストラリアの攻めのリズムが変わったところで、コーナーキックから1点を取られた日本。
しかし、その数分後中村俊介の左からの高いクロスを巻が中央に折り返す。オーストラリアのDFのクリアミスをゴール前方で高原が拾う。振り向きざまに高原はシュートを狙うと見せかけて、絶妙の切り替えし。DFを置き去りにして左足で振りぬいたシュートはゴール左のポストの内側にあたりゴールネットに突き刺さった!素晴らしいゴールで日本は追いついた!
好きなサッカー、しかも日本代表となると、やはりあつくなる。夏休みに入り少し時間に余裕ができた。本をとにかく読んでいきたいと思っている。
さて、今日読んだ1冊は『フェイク』:楡周平だ。書店で楡の名前を見つけて衝動買いしたものだ。前回何を読んだかはタイトルを忘れてしまったが、その本は一気に読んでしまう面白さを持っていたのだ。
読み初めて見ると、ストーリーの舞台が歌舞伎町。正直「ん~?」と思ったが、そこはさすがに楡さんの文章。一気に最後まで読んでしまった。三流大学でのしがない男が主人公で、生え抜きのママとの出会いから人生が変わっていく。複雑に絡み合う人間模様と、息をつかせない心理戦、だましあいがとてもテンポよく描かれていた。
主人公が自分と同じぐらいのであって、人との出会いによって変わっていく主人公の姿が、重なるものがあって非常に楽しく読めた。
自分は歌舞伎町に行ったことがないけれど、この街がどのようなものか、そしてなぜこの街を舞台にした作品(小説・映画・ドラマ)が多い理由が少しわかったような気がする。人間の欲望を映し出す街なのだ。
夏休みの最初に読む1冊としてはなかなかの1冊だった。
日本代表の90分がもうすぐ終わる。オーストラリアは一人退場して10人。後はどうつめていくかだ。頼むぞ!!
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